「日本人が英語を話せないのはなぜ?」を解決する6つのヒント

ことば

講師歴13年を超える元・英語教員が、日本人が英語を話せない理由を徹底分析しました!

こんにちは!『国民全員英検3級満点合格!』を目標に、大人のやり直し英語の指導をしているのりにぃです!

今まで英語を教えてきた中で、たくさんの英語学習者に出会ってきました。多くは中学生・高校生でしたが、社会人の方も数多くいました。その中で英語を勉強している人の目的のほとんどが、なぜか『英語を話すこと』でした。書店には『今度こそ英語を話せるようになる!』というようなタイトルの本が所狭しと並んでいますよね。

でも、なぜかよく考えてみてください。『今度こそ』というタイトルを良く見るということは、挫折した人がいつでもとてもたくさんいるということなのです。英語に正攻法と呼べる学習法があるのなら、これほどたくさんの英語本は世にないはず。それでは、なぜ日本人はこれほどまでに英語ができないのか?その疑問に対して、僕が思うことを書いてみます!

この記事を読めば、あなたがもし英語学習ジプシーだったなら

なぜ、いくら時間をかけても英語が話せなかったのか

が、分かりますよ!

日本人は、なぜ英語を話せないのか?

勉強時間が少なすぎること

 まず、第一の理由としてはこれが挙げられます。英語に苦手意識がある人は、「英語を教えている」と自己紹介すると「すご~い!」と言う方がほとんどでした。数学や社会ではこのような反応を得られることはなかったと思います。「なぜなのだろう?」と思ったのですが、それだけ「英語」というものが「憧れられているもの」ということを象徴しているのだなと感じました。

そして、その次に出てくるフレーズは

すごいですね!

洋楽とか洋画とか、字幕なしでOKなんですか?

というようなものが多かったです。

 なぜかというと、これは英語に限らずなんですが、学習・練習の経験をしたことがない人は、相手の脳内でどんな情報処理がされているかが分からないので、結果だけしか見ることができないのです。僕も自分が経験したことのないことだったら、こう考えてしまうので気持ちはとてもよく分かります。しかし、能力を身に付けるということは、数百時間、数千時間の練習と失敗の結果によって得られるものです。未経験者はそこをすっ飛ばして結果だけを見てしまうので、その努力を見ずして盲目的に憧れてしまうのですね。そこで「あなたも3,000時間くらい練習すれば英語を話せるようになるよ!」と返したとしましょう。その時の人の反応は大きく分けて2種類です。

そりゃ、それだけやれば誰だってできるようになるよね…(でも自分は楽をしたい)

それだけやればできるようになるのか!(それならやる!)

 後者のように受け取れる人は、英語がどんどん上達していくでしょう。しかし、人間は楽をしたいと思う動物なのか、悲しいことに前者のような反応をする人が多いのです。ゆえに、そのような現実を聞いても話半分でスルーしてしまって、ふとスマホを見たときに見つけた「これだけで英語がペラペラに!」という宣伝文句に心を奪われ、また時間を浪費してしまい、『いつまでも話せないループ』にハマってしまうのだと思っています。

日本語でも言えないことを英語で言おうとして苦しんでいる

恥ずかしがっている人

 なぜか英会話スクールでよくありがちなシチュエーションが、「英語で自己紹介をしてみましょう!」というものです。これを見かけるたびに

のりにぃ
のりにぃ

日本語でも上手く話せない人だったら
上手く話せないに決まってるじゃないかっ!

と思ってしまいます。

 いくら外国語を学んだとしても、自分の中から「言いたいこと」が出て来なかったら、英語でも話せないはずですよ。そんな状況でいきなり話を振られて言葉が出てこなかったとして、それを「英語が話せないからだ!」と思い込んでしまうのは、もったいないです!それなら日本語でしっかりと自己紹介の練習をしてから英語に切り替えてみたら、最初よりもスムーズに話せるのではないかと思います。英語を話す以前に、自分の頭の中に「話したい内容」がないと話にならないのですから。

 では、もしそれが自分が好きな趣味の状況だったらどうでしょう?自己紹介よりも楽に言葉が出てくるのではないでしょうか。また、気分良く酔っていたらどうでしょう?「英語だと上手く話せない」というプレッシャーよりも「英語を話したい!」という気持ちの方が強くなりやすいのではないでしょうか。「酔うと英語がスラスラ出てくる」という人が時々いるのですが、なぜかというと「上手く英語が話せない自分が恥ずかしい」という気持ちがお酒で弱まるからだろうなと僕は思っています。

「英語で話すなら英語で考えないとダメだ!」という思い込み

 「日本語を話しているときに日本語の文法を考えているわけではないのだから、英語を話しているときに文法をいちいち考えているから、ネイティブのように話せないんだ!日本人が英語がいつまでも苦手なのはなぜか?それは学校でSVOCなどと文法を細かく教えているからだ!文法なんて気にせずたくさん話しまくればいい!」

という意見を、なぜかよく見聞きします。

確かに一理はあるのですが、この意見、英語ができる人が言っていたでしょうか?

僕の独断と偏見だと、こういうことを言う人は

  • 英語に憧れを持っている割に、真剣に勉強したことがない人
  • ネイティブスピーカー

のどちらかだと思います。

 日本人として生まれて、日本で育って苦労して英語を身に付けた人に同じことを聞けば、間違いなく「文法はとても大切だ」と言うはずですからね。こういう人が一定数いるのはなぜなのかと考えると「自分は英語ができない」とコンプレックスを持っている人が、皮肉を言いたがるからかなと思います。

 ただ、「英語が話せない日本人が量産されているのは、学校の英文法指導のせい」という達人もいます。これは、文法は必要ないという意味ではなく、「大学入試にしか出ないような文法を覚えている時間があれば、もっと『使える』ようになるために時間を使うべし」という意味だと思います。学校の英語指導は集団授業で進度を揃えて進まなければいけないため、どうしても知識偏重の授業になりがちなんですよね。

「留学しないと話せるようにならない」という思い込み

 これは実際に海外に行ったことがある人なら分かると思いますが、海外に「行っただけ」では英語は話せるようにはならないのです。「留学したのに全然英語が話せない」という人もたくさんいます。それと同時に、海外に行ったことがないのに、国内の学習だけで英語をマスターした人もたくさんいます。この違いはどこなのでしょうか?確かに、留学すれば英語ができるようになる可能性は高まりますが、それは具体的になぜなのでしょうか?そこの問題点を突き止めることができれば、海外に行かなくても英語をマスターすることは可能なのです!その問題点はまた別の機会に書きますね。

英語を母語と同じような順序で習得できると思っている

英語の本

 これは『英語の4つの技能の中で、話すことが一番楽そうに思えるから』と思っているからでしょう。なぜか多くの日本人は、英語学習において読む、聞くことよりも「話す」というコミュニケーションに魅力を感じている人が多いです。

 読むという技術に魅力を感じる人は、読書家だったり、ビジネスマンで英字新聞を読みたい、英語でメールのやりとりをする必要がある…などが多いと思います。それに対して、多くの一般の方が英語を学ぶ理由は、「外国人とコミュニケーションが取りたい」からですね。それは全く問題ないのですが、気を付けなければいけないのは『母語と英語では習得する順番が真逆』ということです。

 なぜか「話すこと」という共通点で、母語と英語を同じように考えてしまう人が多いのです。日本語が母語である日本人にとって、一番最初に身に付けた技能はListeningのはずです。周りの人が話す音を絶えず聞いて、いつしかそれを真似してみる。それがSpeakingの始まりです。そこから字を覚えReadingをして、それを表現するWritingに進んで行ったはずです。

 一般的な日本人で「話すことと書くことはどっちが難しい?」と聞けば、間違いなく「書くこと」だと答えるでしょう。(大勢の人の前でのプレゼンテーションなど、話すことのほうが難しい場面も当然ありますけどね)なぜなら、文法や漢字などの間違いが残ってしまうからです。しかし、会話ならお互い間違えてしまっても言い直しや聞き直しができるので、ネイティブにとっては話すことが一番気軽にできることなのです。だからこそ、外国語を習得する際にも「一番気軽にできるであろう技術」「気楽に使いたい技術」と思いがちなのが「英会話」なのです。

 そこに間違った憧れを持ったまま、母語を習得したのと同じような順序で習得できると思い、文法を無視して「話していればそのうち慣れるだろう」と、なんとなくでコミュニケーションを続けて行った結果…「楽しくて続いてるけど、なぜか上達している気がしない」という負のループにハマってしまうのです。

日本人で、英語を身に付けた人は何が違うのか?

明確な目的を持ち、モチベーションを保つことができている

モチベーションが高い人

 僕の印象では英語学習を「みんながやっているから自分もやろう」という『ファッション感覚』で考えている人が多い気がします。しかし、外国語はそんな生半可な気持ちで続くものではありません。

  • 英語という言語そのものが面白くて仕方がない
  • 仕事でどうしても使えるようにならないといけない
  • 生徒に指導するために自身の力を維持する必要がある
  • 時間とお金に余裕があり、教養のために学びたい

上記の理由なら、学習は続くと思います。

しかし

できたらいいな、でもできなかったとしても別に困るわけじゃないしな

という意識では、学習を始めても続けていくことは難しいでしょう。

「伝えたい!」という内容が明確にある

 つまり、おしゃべりな人は英会話も上達しやすいということですね。だからこそ、コミュニケーションを大事にする人が多い女性のほうが、英会話は上達する可能性が高いと言えるでしょう。また、話題や知識が豊富な人もこれに当てはまります。母語で語彙と表現豊かに話せない人が、外国語を話そうと思っても話せるわけがないのです。英語が母語の力を超えることは絶対にありません!(この2つの力が全く同じ人のことをバイリンガルと呼びますね)

結果が出るまで学習法を絞って、それを一定期間続けている

 できる人ほど「今はこの力が足りない。だからこの参考書でいつまで学習して、こういう結果が欲しい」というように、自分の状態を客観的に把握する力に優れていて、こういう人は独学に向いています。しかし、多くの人は自分のできることをやってしまって、苦手なことは後回しにしてしまいがちです。そういう人は自分と相性が良い指導者と出会うことによって劇的に伸びることができるでしょう。

では、何をすればいいのでしょうか?僕なりの意見を書いてみます!

英語難民を救う6つのヒント

日本語で考えて構わないから、スピードを上げろ!

 「英語を話す際に日本語で考えてはいけない」と日本語の思考を禁止するのではなく、日本語で考えて良いので、日本語から英語への精度と変換のスピードを上げて行く努力をするのです。それが0.2秒くらいになったら、外から見ている人からするとペラペラに見えるはずですからね。

最初から英会話フレーズ本を買うな!

 英会話フレーズ本が役に立たないという訳ではないのですが、これから英語を始めようと思う人が最初に買うものではないのです。最初にやるべきはフレーズの丸暗記ではなく、発音と文法の平行的な勉強です。いきなりフレーズを覚えようとしてもすぐに忘れてしまうので、それを常に片手に持っていれば海外旅行程度は楽しむことはできるでしょうが、自分の言いたいことを自由に言えるようにはならないでしょう。

音読と瞬間英作文を併用せよ!

 音読をすることで、相手に伝えられる『道具』が手に入り、いろんな分野に精通することにも繋がります。しかし、そのままでは相手に「打ち出す」ことができません。すると

相手の言っていることはわかるけど
自分の言いたいことが自由に言えない!

こんなに単語や文法を知っているのに、なぜ自由に話せないんだ?

というジレンマにいずれ苦しむことになります。
(日本の多くの大学受験生がこのパターンです)

 音読は弓矢や拳銃に例えれば、「矢」や「弾」で
それに対し瞬間英作文は「弓」や「拳銃本体」と言えます。

 いくら打ち出すものがあっても、撃ち出す道具のメンテナンスができていなければダメだし、いくら素晴らしい道具があっても、弾がなかったら常に空気砲を撃っていることになります。「自由に話せない」という人にとって、音読と瞬間英作文はどちらもバランスが大切です!

音読をナメるな!

 高校生に「何度も教科書を音読しよう」と声をかけると「5回くらい?」と言われたことがありますが…ナメてますよね。甘すぎます!音読というのは「もういいかな、飽きてきたな」と思えてから最低+20回は読みたいです。理想は100回ですが、全ての文章をそこまでやっていると時間が足りないと思うので、30秒くらいで読み切れる分量の英文ならば、どんな英文でも最低30回は読みたいところです。

中学レベルの単語・文法を完璧にしろ!

 中学レベルの英語力を測るのにちょうど良いのが英検3級だと思っています。合格者は日本中にいますが、全ての問題に「完璧に」答えられるか?と問われると、英語が得意だという人でも一瞬ひるんでしまうのではないでしょうか?だからこそ、僕の英語指導は『英検3級満点合格』をスローガンに掲げているのです。中途半端に合格した2級より、単語も発音も完璧に把握した3級のほうが価値が高いと思っていますし、多くの日本人にとって必要な力だと思っています。

早めに発音を仕上げろ!

 「日本人は日本人発音で良いんだ」と開き直っている人がいますが、これは間違いです!「read」と「lead」を間違えたくらいでは問題になりませんが、「sit」と「shit」を間違えてしまうと最悪ですからね!『練習のときは完璧を目指し、英会話本番では多少間違えても気にしない』というスタンスで行きましょう。それに、長い英語学習において最初に発音ができるようになるメリットは計り知れません。最初から完璧にならなくても、全体像を知っておくことで、それから先の英語学習が加速します!

まとめ

 いかがだったでしょうか?何度も英語に挫折した方からすると、耳が痛い話ばかりだったかもしれませんね。でも、今まで上手く行かなかったならば、これからはその逆をやればいいわけですから、ある意味簡単なことです。ぜひ、これからは力が付く英語学習を進めて行きましょう!

 もし、適切な指針が欲しいという方がいらっしゃったら、カウンセリングも兼ねた無料体験レッスンもしておりますので、LINEオフィシャルアカウントから、いつでもご連絡ください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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