のりにぃ、ドラクエについて語る
最近はとても忙しく
なかなかブログも更新できず放置状態です。
いろいろやることがあるのは良いことなのですが
いろいろ手を出し過ぎてどれも中途半端になりがちなのは
僕の良くないところだと思います。
器用貧乏というのか、飽きやすいというのか。
そんな僕ですが
年に数回、昔やり尽くしたゲームを
再びやることがあります。
子ども時代から数えれば
ドラクエ3なんて30回は軽くやってますね。
ドラクエといえば、先日すぎやまこういち先生が
お亡くなりになりました。
僕はゲームっ子だったのですが
家がピアノ教室だったこともあり
家の中で音楽が流れていることが日常でした。
母からクラシックピアノを教わりましたが
レッスンの時以外はゲームの曲ばかり弾いてました。
その中には、当然ドラクエの曲も。
当時のファミコンって中に入れられるデータに限界があるので
作曲者が作ったもの全てを入れられる訳じゃないんですよね。
和音だって3つ+1つ(ノイズ音)のようなものなんですが
それですぎやま先生のオーケストラを再現していたんですから
本当にすごいと思います。
しかし、子どもの頃の僕はそんなことを知らず
![のりにぃ](https://terakoyanoriny.com/wp-content/uploads/2020/10/96f7b5ee87feee216e431f9c6a475827.png)
ゲームで流れている曲が、その曲そのものなんだ
と思っていました。
しかし、ドラクエの楽譜を買ってみて、そのまま弾いてみると
ゲームに流れてくる以外のフレーズが出てきます。
![のりにぃ](https://terakoyanoriny.com/wp-content/uploads/2020/10/96f7b5ee87feee216e431f9c6a475827.png)
なんだこれ、楽譜にした人が勝手に付け足したのかな?
と、当時の僕は思ったのですが
その後、ドラクエの生演奏CDを買って聴いてみると
その謎が解けました。
![のりにぃ](https://terakoyanoriny.com/wp-content/uploads/2020/10/96f7b5ee87feee216e431f9c6a475827.png)
あ、楽譜に書いてあるメロディも全部演奏してる…!
そう、そのピアノの楽譜は
オーケストラバージョンを忠実にピアノに再現してあったのです。
しかし、それからしばらくピアノは弾かなくなってしまったので
その楽譜はブックオフへ…
ものすっっっっっっごく後悔しています。
ギタースコアもそうですけど
楽譜って絶対に手放すべきじゃないですね。
もう絶版なんだよな…
今のドラクエの楽譜って全部『総集編』みたいになってるから
自分の弾きたい曲が載ってるとは限らないんですよ。
僕はドラクエシリーズは初めて7で挫折したので
そこからは離れてしまいましたが
1~6はかなりやったほうだと思っています。
ドラクエといえば『ぱふぱふ』
すぎやま先生が亡くなったときに
Twitterのトレンドに「ザオリク」が出ていました。
プレイヤーならご存じの「死者を蘇らせる呪文」です。
ザオリクじゃなくて
パルプンテでも良かったんじゃないかと思いますけどね(笑)
![のりにぃ](https://terakoyanoriny.com/wp-content/uploads/2020/10/96f7b5ee87feee216e431f9c6a475827.png)
群馬県太田市に「ぱるぷんて」っていうキャバクラがあります。
ぱふぱふしてもらえるんでしょうか。あっ、行ったことはないですよ。
あ、『ぱふぱふ』って知ってますか?
これはドラクエというよりも
ドラゴンボールのネタなんですが
女性の胸の谷間に顔をうずめて
『ぱふぱふ』してもらうという
なんともいえないスケベ行動
の事です。
ドラゴンボールでは亀仙人がブルマと初めて会った時に
『ぱふぱふ』をねだってキレられますね。
ドラゴンボールの作者、鳥山明さんが
ドラクエのキャラクターデザインをしているということで
ドラクエシリーズには歴代『ぱふぱふ』が登場します。
![のりにぃ](https://terakoyanoriny.com/wp-content/uploads/2020/10/96f7b5ee87feee216e431f9c6a475827.png)
3からだったかな?
3ではアッサラームという砂漠の町で
「あ~ら、素敵なお兄さん。ぱふぱふしていかない?」
とお姉さんに呼び止められます。
ドラクエでは主人公はしゃべらないので
出てくる選択肢はいつも
はい
いいえ
当然「はい」を選択するんですが
暗闇に連れ込まれ、ぱふぱふされて気持ち良かったんですが
明かりを付けると
屈強なおやじのマッサージだった
という、何ともくだらないネタがあります。
6ではあそびにんの特技で、ぱふぱふが出てきますが
女性キャラがやると、敵キャラがうっとりして行動不能になり
男性キャラがやると、敵キャラが気持ち悪がってダメージを食らうという
こちらも何とも言えない感じです。
すぎやま先生の話題からぱふぱふになってしまいましたが
ドラクエを語る上で、ぱふぱふは欠かせません。
![のりにぃ](https://terakoyanoriny.com/wp-content/uploads/2020/10/96f7b5ee87feee216e431f9c6a475827.png)
ぱふぱふ。
ドラクエの思い出
6までの曲だったら、曲名までほぼ覚えています。
1のフィールド『広野を行く』
2のエンディング『この道わが旅』
3のラスボス戦『勇者の挑戦』
4の8人そろった時のフィールド『馬車のマーチ』
(7人までは『勇者の故郷(ふるさと)』
子どもの時の記憶がよみがえります。
1で移動中に戦闘中の呪文使っちゃったりとか
2でふっかつのじゅもんを2回書き写したのにどちらも間違ってるとか
3でレベルを上げまくってセーブしようと思ったら
親の掃除機が本体にぶつかって冒険の書が消えたりとか
4でクリフトがボスにザラキしか使わないとか
ブライがいろいろやろうぜの時しかバイキルト使わないとか
デスピサロがトルネコの足払いで転んだりとか
5でエスタークが仲間になるなんてデマが流れたりとか
6でテリーがバトルマスターのくせに武闘家極めてないとか
![のりにぃ](https://terakoyanoriny.com/wp-content/uploads/2020/10/96f7b5ee87feee216e431f9c6a475827.png)
懐かしいなぁ…
スーファミ版以降、ドラクエの過去作は
難易度が下がり過ぎてつまらなくなっています。
アラフォーに差し掛かる僕世代からすると、邪道です。
やはりドラクエ1~6は、ファミコン、スーファミのゲームバランスが良いのです。
2のサマルトリアの王子は最後まで鉄の槍で行くべきです。
3にムチやブーメランがあっちゃダメです。
4にめいれいさせろがあっちゃダメです。
あの頃は、本当に懐かしい。
ゲームも、マンガも、本も、何もかもが輝いていたと思う。
そんな僕の青春時代を
すぎやま先生は見事に彩ってくれました。
運動界でも
結婚式でも
オリンピックでも使われるドラクエの曲って本当にすごい。
僕世代はドラクエのイメージですが
もっと前から活躍されていた、偉大な作曲家です。
僕は中学生のころ
一度オーケストラコンサートに行った時に
生のすぎやま先生を見ているのですが
私、ダークドレアムを2ターンで倒しましたよ。
でも、どうやって倒したか楽屋まで聞きに来ないでくださいね(笑)
って、言われていました。
ダークドレアムは6を一度クリアした後に戦える裏ボスなんですが
普通に対戦していては、そんな早く倒せる訳がありません。
しかし、方法はあります。
僕も再プレイしたときは達成しました。
それを、あの頃に達成していたすぎやま先生、恐るべし。
長々書いてしまいましたが
僕はドラクエが大好き
(1~6限定ですが)
ってことでした。
おわり。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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