僕が考える男女の関係、そして破滅的な感情への共感

分類無し
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好きな曲に出会うと、飽きずに聴きまくります

僕は何百回リピートすることもざらにあります。
本当に一日中1曲だけリピートしてることも。

高校時代はSURFACEの「さぁ」だけ延々と聴いてましたね。
歌詞も曲も好きでした。

今回は、そんなお話。

Asriel(アズリエル)というバンドを知る

どちらかというと二次元、ゴシック、ロリータな
アニメ好きの人がハマるような感じの方々です。

もう解散しちゃってるみたいなんですが
インスタで知り合った方に「これ好きなんじゃないかと思って」と紹介された曲がこれ。

Asriel – Annihilation

Annihilation(アナイアレーション)
完全な消滅、という意味なんですけども…

まず歌詞よりも、イントロ。
7/4拍子と、そこに重なるメロディラインに完全にやられました。

最初はボーカルのKOKOMIさんと歌詞には触れずに
曲のみを何度もリピートしてました。

そして、音源が欲しくなりメルカリでミニアルバムを購入。
そこに収録されていた他の曲も聴きました。

その中で響いた曲をさらに2つ紹介します。

深き森の囁き

不倫していて、いけないことだとは分かっているんだけど
引き返せない女性の気持ちを狂おしいほど歌っている曲。

おそらく、オフィスラブか何かで
お互いいつも近くにいるんだけど、周りには気づかれていない。

好きになっちゃいけない。
傷つくのは目に見えているんだから。

「捨てた精神(こころ)が まだ此処にあって疼く 本能に反して」

「『君と僕を結ぶ糸などない』 それはズルく 貴方を守る」

「耳に胸に永遠に残った 『秘密を共にして 闇夜の中で僕を愛して』」

ぐああああ!ズルいぞ相手の男!
それは傷付くだろう!!!闇夜の中で愛してって…

すごい語彙力です。
こういう日本語が書けるようになりたいと思いました。

僕が思う男女観について

不倫っていうのは、「倫理に反する」ということで
基本的に世間からは白い目で見られます。

「一度永遠の愛を誓ったのに、よそ見をするなんて何事だ!」ってね。

賛否両論あるのは承知で書きますが
本来「結婚」という制度そのものが、人間に合ってないと思うんです。

今の社会で、どんな人とでもホイホイ関係を持っていいんだ
ということを書きたいわけではないんですけどね。

「恋人がいるのに、配偶者がいるのに浮気するなんて信じられない!」
と相手を100%責める人がいますが、それはどうなのだろうと思うのです。

その理由は

もしかしたら自分もそうなるかもしれない

という可能性を考えていないこと

もちろん、相手が傷つくことを平気でするのは良くないです。
でも、人間の心ってそんな単純なものじゃないです。

あくまでも僕はなんですけど
恋人が浮気をしていたことが分かった場合
まず、理由を聞きます。

寂しい思いをさせてしまった
傷付けてしまった

など、僕が引き起こしたことが
原因かもしれないからです。

そこで「なんてことをしたんだ」と頭ごなしに
言ってしまっては、そこで関係は終わりです。

もしくは、そもそも僕にそんなに魅力が無くて
相手が妥協して付き合ってくれていただけかもしれません。

それを確認する良い機会だと考えるようにしています。

人間本来の生活って?

元々、縄文人とかって
子どもが出来たらみんなで育てるっていう概念で生活していたようですね。

それがいつしか権力争いが始まり
男は「確実に自分の子である証拠が欲しい」
女は「外敵から守ってもらいたい、生活を保障してほしい」

その利害関係が一致したことで
男は「自分の子どもを産んで育ててもらうこと」
女は「武力と権力で自分の子どもを安全に育てられる環境を提供してもらうこと」

それが結婚制度の始まりなんだと思っています。

僕は縄文人のような生活のほうが
みんな健やかに過ごせると思うんですけどね。

男は養う義務っていうものから解放されるし
女性だって独りぼっちで家事育児をする必要なんてない。

もっと、自然と調和して生きて行きたいものです。
今の社会制度もコロナで壊れつつありますけどね。

エーデルヴァイス

子どもの頃に世間や親などに認めてもらえなかった少女が
「もう限界だ、私は私のままで生きるんだ」と決意する歌。

「道なんて良いも悪いもないはずで 勝手に決めつけないで」

「プライドの形を変えるのは自分自身」

「過去にも さよならは言わない」

「張り詰めた糸切れたら 休んでもいいでしょう?」

「煌々の花びらと落とした涙の種は どれも私だから」

わかるなぁ…って気持ちになります。
メロディもとても綺麗です。

オラオラ系のコーチングをする人

時々

「つらい過去のことは忘れてしまえ!」

っていう人がいます。

「時間は常に流れてるんだからくよくよしても仕方がない」

ってことだと思うんですが、僕はそのフレーズにはモヤっとします。

今の自分は過去の自分が作ってきたなので
つらい過去を忘れてしまったら、今の自分が報われないです。

つらい過去を受け止めて、前を向くのは良いですけどね。

つらい過去を見て見ぬふりをしている人は
つらい現実に打ちひしがれている人を見ると
励ましたいというよりもイライラするんだと思います。

「そんな風に考えてるからだよ!こう考えればいいよ!」

そうやって無理やりポジティブに持っていこうとします。

なぜなのか?それはきっと

その人を見ていると、苦しんでいる自分を見ている気持ちになるから

なのでしょう。

過去の自分を受け止めきれてないから、相手の中に自分を見るのです。

それは、真の優しさではありません。

相手に寄り添える人ってどんな人?

僕は、苦しんでいるに寄り添える人でありたいなと思っています。

相手に寄り添うためには、忍耐が必要です。
相手を完全に信頼して、相手のタイミングを待つ必要があるからです。

相手を「変えよう」と思っている人は、寄り添うことができません。
自分の思い通りにしようとしているので、イライラしてしまうのです。

僕は今まで、人に教える仕事をたくさんして来ましたが
教えるというのは、まさしく忍耐が必要な行為です。

「こうすればいいのに、なんでそんなふうにするんだ」
「どうしてできないんだ、わからないんだ」

そんなセリフを吐く指導者(らしき人)もたまにいますが、言語道断。

生徒の「分からない」という言葉を歓迎できなければ
人に教える立場に立ってはいけません。

最近では、指導者を舐めてくるやつもいますが、それはまた別の話。
教える側も教わる側も、素質が必要だということです。

ちなみに、教えるのが上手な人は教わるのも上手いです。
そして、逆もしかりです。

Annihilationも歌詞をじっくり読みました

サウンドから入ったこの曲も、歌詞をじっくり読んでみました。

これは…精神疾患を患った人?もしくは風俗嬢?と思われる女性が
「昔はよかったのに…生きるってつらい…」と嘆いている歌。

「昼も夜もナイ熱く冷めた日常に閉じこもる ア ナ タ」
「深海のように動かない感情に嫌気がさす ア ナ タ へ」

「所詮この世は醜くて どうにでもなれ何もかも」

「ボロボロに涸れる迄 使い込みそして(軽く)棄てられた」

「踏み外した 道の傷跡 それをなぞりながら
ただ懐かしさだけを糧に生きてる」

「また今日も部屋の中 薬も もう効かない」

熱く冷めた日常…そんな言葉浮かんで来ない。
やはりすごい文才。

つらいんだろうな…と伝わってきます。

死ぬにも死にきれない。ただ、生きているだけ。

自分の存在価値って何だろう。
昔は楽しかったな…いつから私は道を踏み外してしまったんだろう…

そんな歌です。

過去にすがる自分

この曲は、世界観はすごく暗いんですが
すごく共感できてしまうんですよね。

僕も小学校~中学校は、勉強面、運動面、人間関係とも
かなり恵まれていたほうだと思います。

でも…高校に入るころから
とてもつらい経験をたくさんしました。

あんなことすらなかったら今頃はもっと…
世間は自分の気持ちなんてわかってくれるはずがない…

そんな、過去の自分にすがってしまう気持ちは、とてもわかるのです。

おじさんが「昔は俺もなぁ~」なんて自慢話をするのは
嫌われる代名詞としてよく語られますけどね。

それとは少し違って…

これを手放してしまったら、自分には何も残らなくなってしまう

という、恐怖感にも似た感情です。

周りがいくら

「そんなことないよ、今のあなたにも魅力はあるよ」
と言ってくれても、自分にしか知らない自分がいる。

そんな、周りに見えないダークな自分。

そんな世界観をこの曲からは感じました。

だからなのか、僕は100%ポジティブで生きようとする人には
惹かれないんですよね。そもそもそんなの不可能ですしね。

誰しもが抱える、未完了な感情

カウンセリングやスピリチュアルで
インナーチャイルドと呼ばれるものですね。

子どもの頃に思い切りその感情を経験できず
我慢して押し込めてしまうと大人になってから
それが理由で問題を起こしてしまいがちです。

それは、どこにどんなふうに出るかは人によります。

アルコール依存症になる人もいれば
摂食障害になる人も、DVをしてしまう人もいます。

親に虐待された人は
自分の子どもにそれを繰り返してしまうことも良くあります。

このインナーチャイルドって
人から見ると「いい大人なのに何やってるの?」とか思われがちですが
本人にとっては一大事なんです。

思い切り泣きじゃくるとか、ゴロゴロ甘えるとか
大声で叫びながらものを壊すとか

「自分を見てほしい!認めてほしい!」
「一人にしないでほしい!」と主張したり

「大人になってしまったから」我慢しないと…という気持ちが
潜在意識に溜まってしまっている状態です。

これが解消できていないと
仕事や、特に異性との関係で顕著に出ます。

そして、今の世の中
インナーチャイルドをこじらせてしまっている人が
たくさんいると思っています。

そんな人たちに、インナーチャイルドと向き合える
安心・安全の場所を作りたいなと思うんですよね。
それが僕のイメージする「寺子屋」です。

まとめ

マニアックなシンフォニックメタルから
僕の人生観を書きましたが、共感してくれた人はいるかな…?

何にせよ、心に残る音楽っていいなあと思いました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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