のりにぃ音楽理論 番外編 音楽理論が「難しいな」と思った時の対処法

ことば

前回はこちら!

のりにぃ音楽理論 その3 メジャースケールとマイナースケールの関係

さて、今回はちょっと番外編です。

「付いていけなくなった」と思ったときの対処法

前回のその3をご覧になった方から

そろそろ付いていけなくなってきたかも…

というご意見を複数頂きました。

それはそうだと思います。

今まで理論のことをあまり意識されていなかった方が
毎日あれだけの量をつめ込んでいたら
消化不良を起こしても仕方がありません。

一日で読み進めた方ならば、なおさらです。

何かを学んでいて分からなくなったら
3種類の対処法があります。

1.分かるところまで戻る

これが基本ですね。どんなものでもそうだと思います。
じっくり読めば理解できるものを、何となく読み進めてしまったからこそ
どこかでつまずいてしまったままの可能性がありますからね。

そこからまた、一歩ずつ進んでいけばOKです!

2.分からなくても、とりあえず読み進める

実はこれも結構大事なことなんです。
基礎って、単純だからこそ難しいっていうところがあります。

簡単に取り組めるからこそ
しっかりと落とし込むことができるのに時間がかかるのです。

皆さんも学校の勉強とかで
最初の公式を習った時はよく分からなかったけど
問題を解いていくうちに「そういう意味だったのか!」って
後から納得したことってなかったですか?

一番最初に先生に聞いたときって

そんな説明じゃわからないよ~!

と先生にぶーぶー言っていたとしても

自分がひたすら問題を解いて行くうちに
その意味が分かってきて、自分が教える側になった時に
その「当時意味が分からなかった言葉」を使って
説明している自分に気付くという…

のりにぃ
のりにぃ

それは僕のことです…すみませんでした先生方!

なので、まずは我慢して読み進めるというのも大事です!

3.他の人の説明を読んでみる

音楽理論の説明をしている方は
世の中にたくさんいらっしゃるので
本屋さんに行くなり、ネットで検索するなりして
同じテーマの解説を読んでみるといいかもしれません。

僕から学んでいるからといって
僕からしか学んじゃいけないなんてことは全くありません!
他の先生の説明の方法がしっくりくる方もいると思います。

もちろん僕自身は
「一番わかりやすく教えている」という自負はありますけどね。

それから僕の解説に戻ってきたら
すんなり理解できるということも大いにあり得ます。

それでもダメなら

今の自分には必要ないものとして、諦める

ということも、もちろんアリです。

「とりあえず学んでおいた方が良さそうだ」
というモチベーションで学び始めた方は
このような状態になっていることが多いと思うので
一度理論から離れてみましょう。

それから各自の楽器に戻って行って
「やっぱり理論が必要だ!」と心から思うようになったら
また戻ってきて1から学び直せばよいと思います。

人間は「学ぶ必要性」がないと、どんなことも頭に入りません。
理論なんて分からなくても音楽は楽しめますからね。

鍵盤楽器(ピアノ)と弦楽器(ギター)の違いもある

また、今のところ僕は説明を鍵盤でしていますが
ギタリストの方だったら、指板の説明の方が馴染みがあると思います。

僕はピアノもギターも両方経験しているので
鍵盤に拒否反応が無いからなのかもしれませんが

スケールとコードを理解するためには
やはり僕は、まずは鍵盤で理解したほうが良いと思っています。

鍵盤でスケールとコードを一通り解説し終わったら
徐々に指板での方に移行しようと思っています。

のりにぃ
のりにぃ

今の僕のメイン楽器はやはりギターなので!

ギターしか経験したことのない人よりも
鍵盤でも弦でも解説ができるかなと思っています。

ジャンルの違いもある

もし、あなたが趣味でクラシックピアノを演奏されている方ならば
ここまでの理論は必要ないかもしれません。

僕は子どもの頃、理論なんて何もわかりませんでしたが
ベートーヴェンやシューベルトのソナタを弾いていました。

クラシックピアノは楽譜が読めて
その通りに演奏できればいいので

「なぜここが半音上がっているのか?」とか
「これは何スケールが使われているのか?」なんてことは
覚える必要が無かったのです。

僕はただ、音を追うだけで良かったからですね。

のりにぃ
のりにぃ

バイエルで習ったんですが、子どもの僕は理解してなかったです

母は音楽の短大を出ていて
音大ではコードも教わるらしいですが
セブンスコードも母はよく分かっていませんでした。

知識としては習うけど
クラシックピアノを弾く上で必須の知識ではないのです。

ただ、いくらクラシックでも
指導者になりたいとか、作曲をしたいなんていうときは
理論の知識は必須だとは思います。

また、クラシック以外のポピュラーピアノだったり
ロックも含め他の音楽は理論を知っておくべきだと思います。

なぜならクラシックのように
決まった楽譜(正解)が無く、自分で音楽を生み出す世界だから
です。

クラシック以外の音楽は、誰かが演奏したものを
そのまま演奏することを「コピー」と呼び、あまり良い印象がありません。
「真似事」と受け取られてしまうのです。

じゃあ、あなたはどう演奏するの?何を表現したいの?

という価値観の世界ですからね。

対してクラシックは

過去の偉大な作曲家の演奏を
どれだけ忠実に再現できるか

という世界ですから、価値観が真逆なのです。

ロックしか通ってきていない指導者には気を付けろ!

僕は今まで何人かにギターを習ったことがあるのですが
人間的にまともな人がほとんどいなかったです。

何か講師に質問をした時に

そんなこと考えなくていいよ
俺の真似して弾けばカッコ良くなるから!

なんていう説明でごまかしている講師からは
習うのはやめておきましょう。

本当に優れた指導者ならば

それはとても良い質問だね。
ただ、今はそれを学ぶ前に知ったほうが良いものがあるから
今はそちらを先に学ぼうね。必要になった時にまた教えます。

と、言うはずなんです。

ごまかす人たちは

自分はそんなことまで知らなくても講師やれてるんだし
これだけ演奏できるんだから
あんたもそんなことは知らなくてもいいんだよ

という謎の理屈を押し付けてきます。
実際、上手く説明できないだけだったりします。

「説明できても演奏できないんじゃ意味ないじゃん」とかね。
「説明」を必要としている人もいるのです。

音楽は感性でやるものなんだ!
頭で考えてるようじゃ俺みたいには弾けるようにはならないぞ!

って、言われたこともあります。

のりにぃ
のりにぃ

実際にいたんですよ、そういう人…ぜひこちらをご覧ください!

→ ロックギタリストから僕が受けた数々の仕打ち

「難しいことを考えなくてもいい」のワナ

理論を学んだ先にはどんな世界が待っているかというと

伴奏(バッキング)に合ったフレーズでアドリブができる
(人を感動させられるフレーズが弾けるかは別の話)

素早く作曲ができるようになる
(名曲が書けるかどうかは別の話)

他人に自分が弾いているものを、一言で説明できるようになる

と、メリットがたくさんあります。

それらのメリットを手に入れようと思ったら
それなりの時間をかけて学んで、理解しないといけません。

それを

そんなこと考えなくてもいいんだよ!
こうするだけでこんなふうに弾けちゃうんだよ?
アドリブや作曲なんて楽勝だよ?

という言葉で解説する人をよく見かけます。

それはある意味間違いじゃないんですけど
初心者がいきなりそれを聞いてしまうと

アドリブや作曲って、長い時間かけて
練習や勉強をしなくてもOKなんだ!

って思ってしまいがちだと思います。

しかし、それは大きな間違いです!

もちろんアドリブや作曲に優劣はありません。
個人の想いを形にした「芸術」ですからね。

それでも「これだけ知っていればいい」という人が
適当に作ったフレーズ

ありとあらゆるコードとスケールを使いこなせる人が
厳選してつなぎ合わせて作ったフレーズ

生み出せる世界が全然違うことは想像できるはず。

全ての理論を学ばないといけないとは言わないです。

でも、最初に「カンタンなんだ!」と印象で始めた人は
カンタンに挫折する可能性が高いです。

難しいことを理解したうえで、一歩ずつ。
それが王道です。

音楽だって英語だって同じです

これはどんなことでも言えるんですけど
僕が関わってきた英語教育なんかめちゃくちゃ顕著です。

今まで学校で習ってきた英語は忘れろ!
たったこれだけでこんなに話せる!
外国人は文法なんて考えて話してない!

なんて宣伝広告がありとあらゆるところにあります。

僕の経験上、そういう人でも
しっかり学校の英語も勉強して
やるべきことをしっかりやった人だったりするんです。

仕事でガンガン英語を使っている人に
「どうやって英語を身に付けたんですか?」と聞くと
「ちゃんと勉強して、たくさん練習した」という返事が返ってきます。

そこで

そうすれば出来るようになることは分かってるよ~!
それをショートカットする方法を知りたいから聞いてるの!

と思うか

のりにぃ
のりにぃ

やっぱり誰だってそういう道を通ってるんだよな!

と思えるかがカギですね。

ただ、僕も教えてきた側として

中学高校の英語の授業では
インプットすることが多すぎて
アウトプットする時間が取れないこと

アウトプットできるようになっても
それをすぐ発揮できる場面が日常にないから
生徒がアウトプットを学ぶモチベーションがないこと

など、いくつかの問題があります。

僕は

日本国民全員英検3級 満点合格

という夢があります。

準2級以上は、さらにできるようになりたい人が
やればいいと思います。

僕はアルファベットを見るだけで

英語は苦手なんだ~!

と、苦笑いしてしまうような人を1人でも減らしたいのです!

のりにぃ
のりにぃ

音楽から脱線しましたが、初心者救済という目線では同じことです。いずれ英語の記事も書いてみようと思っています。

まとめ

  • 分からなくなったら、一度戻る
  • 分からなくても、とりあえず進んでみる
  • 他の人の解説も読んでみる
  • (それでも無理そうなら一度離れてみるのもアリ)
  • 音楽理論と英語の勉強(特に文法など)は似ている

ということでした。

また次回から理論を説明していきますので
1歩ずつ進んで行きましょう!

お次はこちら!

のりにぃ音楽理論 その4 3種類のマイナースケール

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